スタッフブログ

ランドセルのドラマ

電話代行日記

2015年08月10日 08:18:58

週末は久しぶりにショッピングモールへ買い物に行きました。
子ども服売り場の一角に
早々とランドセルが陳列されていました。
「もうランドセルかぁ、早いなぁ」と思いながら
通り過ぎようとしたとき、ひとりの店員さんが目に入りました。
その店員さんは、50代後半の男性で、細身で穏やかな顔つきの方でした。
ランドセルを買ってもらったばかりの女の子の姿を目を細くして
見送る姿が目に入ったのです。
瞬時に、この人に会うのは今日が初めてではないのを思い出しました。
今から4年前、わが子のランドセルをこのお店で買ったとき
この店員さんに案内してもらったのを思い出したのです。
この方、ランドセル専門の販売員なのです。
ランドセルの知識はもちろんのこと
接客、言葉遣い、親子への気遣いが、もぅパーフェクトすぎて
子どもが6年間ずっと使い続けるものです。
親子ともども納得のいくものを買う必要があるわけですが
その当時、親子で本当に気持ちの良い買い物ができたのでした。
ランドセルを買うときって、こういう気持ちが必要なのだと思いました
そして、売るだけではなく、そういう「気持ち」も提供しようとする
販売側のおもいも伝わりました。
子どもが学校に通う前に、なんだかよくわからないまま
ランドセルを試しに背負うその姿を
本当に嬉しそうに眺める表情が印象的でした。
やはり、仕事を楽しんでいる人の姿は
どの職種でも魅力的で、エネルギーに満ちています。
もうランドセルを買うことはないけれど
この店員さんの姿をみるだけで、元気になれます。
わたしも、こういう人になりたい!
 
いつもありがとうございます。
本日も宜しくお願いいたします。