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気持ちを表現する

電話代行の使い方

2017年12月13日 08:01:14

秀吉が、信長の草履を温めていたり
2杯めのお茶を注ぐ際、ほんの少し少なめにしたり
そういった心遣いが、信長の心をぐっと掴んだと言われています。
大きな手柄ではなく
このようなちょっとした心遣い、気遣いは
いつの時代も大切なことであり、人の気持ちを和らげる力をもっていると
思います。
では、秀吉は、なぜこのような心遣いができたのでしょう。
あの時代です、生きるか死ぬか、昇り詰めるための打算だったかもしれません。
信長に気に入られようと必死だったのかもしれません。
そういうゴマすりのようなことは嫌いだと思う方もいるようですが
結局のところ、その場でできる最善のことを咄嗟にできるかどうかではないでしょうか。
どんなに、信長の気を引こうとがんばっていても
相手の気持ちに寄り添っていなければ、そう簡単に気遣いというのはできないものです。
人間は、よっぽどのことがない限り、ベストを尽くすということを
しないみたいですね。これは未だに不思議です。
秀吉は、ここぞという場面でベストを尽くしたまでではないでしょうか。
日頃の気持ちを、とても繊細な部分でうまいこと行動にあらわしたのです。
 
電話は、表情も何もわからないところで数分で終わってしまうやり取りです
そういった状況の中、自分ができること、相手が望むこと、お客様が望むことを
どれほど把握し、実行に移せるか。
ある意味、瞬発性が求められるお仕事ですね。
しかし、これも日頃の気持ちの持ちようで、自分でも思いもよらない場面で
表現されるのでしょう。
適した場面で、最大限適した対応ができるように務めなければなりません。
気を引き締めて、一本一本のお電話に向き合う気持ちがなにより大切で
それは、必ず自然な形で相手に伝わるのでしょう。