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「セリフ」のない電話代行サービス

電話代行日記

2016年12月16日 08:02:23

心 誠に之を求むれば、
中らずと雖も遠からず  (あたらずといえどもとおからず)
~大学
相手のことを思っていれば
見当違いなことにはならない。という意味です。
電話代行の仕事をする上で、とても大切なことです。
「大切」という言葉では、足りないくらい
1時間説明しろと言われたら説明できるくらい
わたしの根底にはこういう気持ちがあります。
わたしが、ハートフルのオペレータースタッフに
「セリフ」を教えない理由はここにあります。
「こういう時なんて言えばいいんですか?」という質問に
わたしは決して、一言で指導はしません。
電話をかけてきた方と、ハートフルを利用しているお客さま
それぞれのご状況は、数え切れないほど様々なパターンがあります。
それをいつも新鮮な気持ちで受け入れ、対応してほしいとも思っています。
「こういう時」は、わたしにとっては1000分の1のパターンでも
ひとによっては10分の1と捉える可能性もあり得ます。
なので、私自身も、なるべくいろいろな言葉を使い、会話をするように心がけています。
同じセリフをずっと使っていると、それが伝染してしまうからです
セリフを言うのではなく、会話をしてほしい。
自分の言葉で、自分の気持ちで適切な対応ができるようになってほしい
わたしはそう思っています。
大きなコールセンターのようにマニュアルで固めたほうが
うまく回る場合もあるでしょう。
でも、それはいずれ人工知能に任せる事になる業務です。
相手を思いやり、会話をするということを心がけたいです。
確かに、表面上は同じような電話ばかりです
でも、まったく同じ内容のお電話は絶対にないです。
そういう心づもりを大切に!